複数応募していれば、内定をもらっても「他の病院に決めたので断りたい」という場面は必ず起こります。でも「せっかく選んでもらったのに申し訳ない」「怒られたらどうしよう」と、辞退の連絡は想像以上に気が重いもの。
この記事では、看護師の内定辞退のマナーと、そのまま使える例文をまとめます。結論から言うと、辞退は失礼ではありません。早く・簡潔に・誠実に伝えれば大丈夫です。
まず押さえる3原則
- 決めたら即連絡: 病院側は入職前提で準備(シフト・教育計画・制服など)を始めます。迷い続けて連絡が遅れるほど迷惑が大きくなる。辞退の意思が固まった当日〜翌営業日に連絡を
- 電話が基本: 採用担当者へ電話で直接伝えるのが最も誠実。担当者不在ならかけ直し、つながらない場合のみメールで補完します(エージェント経由の場合は後述)
- 理由は簡潔に、詳細は言わなくてよい: 「検討の結果、他院とのご縁を感じ…」程度でOK。他院の名前や条件の比較を細かく話す必要はありません
そのまま使える例文
電話の例文
「お世話になっております。先日内定のご連絡をいただきました◯◯と申します。大変ありがたいお話なのですが、慎重に検討いたしました結果、今回は辞退させていただきたくご連絡いたしました。貴院にはご期待いただいたにもかかわらず、誠に申し訳ございません。選考にお時間を割いていただき、ありがとうございました。」
メールの例文(電話がつながらない場合の補完)
件名: 内定辞退のご連絡(氏名)
◯◯病院 看護部 採用ご担当 ◯◯様
お世話になっております。先日内定のご連絡をいただきました◯◯です。
大変恐縮ですが、検討の結果、今回の内定を辞退させていただきたくご連絡いたしました。
面接の機会をいただきながら、このようなお返事となり申し訳ございません。
末筆ながら、貴院のますますのご発展をお祈り申し上げます。
ケース別の注意点
| ケース | ポイント |
|---|---|
| エージェント経由の応募 | 辞退連絡はエージェントに伝えれば代行してくれる。病院へ直接連絡する必要はなし。理由も正直に話してOK(次の提案の精度が上がる) |
| 返事を保留したいとき | 「◯日までにお返事します」と期限を自分から示して依頼する。1週間程度が目安。無断で引き延ばすのが一番の悪手 |
| 内定承諾後の辞退 | 法的には入職2週間前まで可能だが、迷惑は大きい。やむを得ない場合は電話で率直に謝罪を。承諾前に条件をしっかり確認しておくのが本筋(内定後の流れと労働条件の確認) |
| 地元の狭い医療圏 | 看護部長同士がつながっていることも珍しくない。どのケースでも雑な辞退はしないのが自衛にもなる |
「怒られない?」への答え
- 採用側にとって辞退は日常の出来事。まともな病院なら、丁寧に連絡すれば淡々と受け止めてくれます
- もし高圧的に引き止められたり責められたりしたら、むしろ辞退して正解だったと考えてOK
- 罪悪感で入職先を妥協する方が、あなたにも病院にも不幸です。求人票の見方や逆質問で納得して選んだ1院に絞りましょう
まとめ
- 内定辞退は失礼ではない。決めたら即・電話で・簡潔に
- 例文の型は「感謝→辞退の意思→お詫び→締め」。理由の詳細は不要
- エージェント経由なら代行してもらえる。保留するなら期限を自分から示す
複数内定で迷っているなら、性格タイプ別・診療科診断で自分の軸を再確認するのも手。退職側の段取りは円満退職の切り出し方をどうぞ。
