履歴書でいちばん筆が止まるのが「志望動機」。とくに転職では「本音は夜勤を減らしたいだけ…」というケースも多く、どう書けばいいか悩みますよね。
この記事では、採用側に伝わる志望動機の組み立て方と、状況別の例文を紹介します。
志望動機の基本構造は3ステップ
迷ったら次の順番で書けば形になります。
- きっかけ:なぜ転職しようと思ったか(前向きに変換)
- なぜここか:応募先の特徴と自分の経験・関心の接点
- 貢献:入職後にどう役に立てるか
ポイントは②の「なぜここか」。ここが書けていれば、他はシンプルでも十分伝わります。逆に②がないと「どこにでも出せる志望動機」になり、印象に残りません。
状況別の例文
例文1: 病棟→クリニック(日勤へシフト)
「急性期病棟で5年間、術後管理や救急対応を経験してきました。今後は地域に根ざした医療の中で、患者様と継続的に関わる看護がしたいと考えるようになり、地域のかかりつけ医として長く通われる患者様が多い貴院を志望いたしました。病棟で培った観察力と処置の経験を、外来看護の場でも活かしてまいります。」
例文2: ブランクからの復職
「出産・育児のため4年間現場を離れておりましたが、子育てが落ち着き、看護師として再び働きたいという思いが強くなりました。復職支援研修に力を入れている貴院であれば、ブランクを埋めながら着実に戦力になれると考え志望いたしました。」
例文3: 訪問看護へのチャレンジ
「病棟で退院支援に関わる中で、退院後の生活を支える在宅医療に関心を持ちました。教育体制が整い、同行訪問期間を十分に設けている貴ステーションで、在宅看護のスキルを一から学び、地域の療養生活を支えたいと考えております。」
NGパターンと直し方
| NG | 理由 | 直し方 |
|---|---|---|
| 「家から近いので」 | 本音でも動機としては弱い | 通いやすさ→「長く働き続けたい」に変換して補助的に使う |
| 「勉強させていただきたい」の連発 | 受け身な印象。職場は学校ではない | 「〇〇の経験を活かしつつ、△△を身につけたい」とセットで |
| 前職の不満を書く | 「うちでも不満を持つのでは」と思われる | 不満は「次にやりたいこと」へ裏返す |
| どこにでも通用する内容 | 使い回しはすぐ分かる | 応募先のHPを見て特徴を1つ入れる |
書き終わったらチェックすること
- 応募先の名前を隠しても成立する文章になっていないか(=②が書けているか)
- 長さは200〜300字程度に収まっているか
- 面接で口頭でも同じ内容を話せるか(書類と面接の一貫性は必ず見られます)
まとめ
志望動機は「きっかけ→なぜここか→貢献」の3ステップで組み立て、応募先ならではの理由を1つ入れるのが最大のコツです。
履歴書全体の準備は看護師転職に必要な書類一覧と、最短で整える準備術、面接での深掘り対策は面接でよく聞かれる質問と答え方テンプレ集をどうぞ。
