面接の朝、熱を測ったら37度台。喉も痛い。「ここで休んだら印象が悪くなる?」「無理して行くべき?」——冬が近づくと、こうした相談が一気に増えます。看護師として毎日感染対策をしているからこそ、体調不良のまま医療機関に面接に行くのは避けるべきだと頭ではわかっていても、いざ自分のことになると迷ってしまうものです。
この記事では、面接当日に体調不良や発熱が起きたときの判断基準、延期をお願いする電話・メールの例文、そして冬の面接シーズンを乗り切る体調管理のコツをまとめました。結論から言うと、きちんと連絡して延期をお願いすれば、評価が下がることはほぼありません。むしろ対応の丁寧さが見られています。
行く?休む?判断の基準
判断の基準はシンプルです。発熱・咳・嘔吐・下痢などの感染が疑われる症状があるなら、延期を申し出る。面接先は病院やクリニック、施設など、入院患者さまや高齢者が多い場所です。医療機関側も「体調不良の方は日程を変更してください」という前提で動いており、無理に来院されるほうが困ります。
一方、寝不足や軽い頭痛、緊張による胃の不快感など、感染の心配がない程度の不調なら、無理のない範囲で予定どおり臨んでかまいません。ただし「途中で気分が悪くなったら正直に伝える」と決めておくと、気持ちが楽になります。
延期をお願いする連絡の仕方
連絡は気づいた時点で、できるだけ早く、まず電話が基本です。面接開始の数時間前であれば、担当者が準備や会場の確保をしている最中なので、メールだけでは気づいてもらえないことがあります。転職サイト経由で応募しているなら、担当アドバイザーにも同時に連絡を入れておくと、先方との調整をしてもらえます。
| 状況 | 連絡手段 | 伝える内容 |
|---|---|---|
| 当日朝に発熱 | 電話(つながらなければメールも) | お詫び・症状の概要・延期の希望・候補日 |
| 前日夜に発症 | メール→翌朝に電話で確認 | 同上。朝一番に改めて連絡する旨を添える |
| 転職サイト経由 | アドバイザーに電話+面接先にも連絡 | どちらにも「連絡済み」と伝え、調整を依頼 |
| オンライン面接 | メール+電話 | 映像での面接でも体調不良時は延期を相談してよい |
電話の例文: 「本日◯時に面接のお約束をいただいております、◯◯と申します。大変申し訳ないのですが、今朝から発熱があり、感染の可能性を考えますと本日お伺いするのは控えるべきと判断いたしました。もし可能でしたら、別の日程に変更していただけないでしょうか。◯日以降でしたら調整いたします。」
メールの例文(件名: 本日の面接日程変更のお願い(氏名)): 「お世話になっております。本日◯時より面接のお時間をいただいております◯◯です。本日朝より発熱しており、貴院にお伺いすることで感染のリスクがあると考え、誠に勝手ながら日程の変更をお願いしたくご連絡いたしました。回復後、◯日以降で改めてお時間をいただけますと幸いです。ご迷惑をおかけし申し訳ございません。」——ポイントは症状を細かく書きすぎず、候補日を添えることです。
採用担当者の立場で見ると、体調不良を隠して来院する人より、「感染リスクを考えて延期を申し出る人」のほうが、現場で安心して任せられると感じます。感染対策の判断力そのものが、看護師としての評価につながるのです。延期の連絡は、決してマイナスではありません。
延期後の面接で気をつけること
再設定された面接の冒頭で、「先日は日程を変更していただき、ありがとうございました」と一言添えましょう。体調の話を長々とする必要はなく、お礼だけで十分です。日程の候補を出すときは、シフトを確認したうえで複数の候補を提示すると、二度目の調整がスムーズです(面接の日程調整メールの書き方)。
延期をお願いしたあとに結果の連絡が遅く感じても、焦らなくて大丈夫です。問い合わせの目安は面接結果が来ないときの対処にまとめています。
冬の面接シーズンの体調管理
11月〜2月は、面接が増える時期と感染症が流行する時期が重なります。できる対策は、①面接の前日は夜勤明けにしない(シフト希望の段階で調整)、②面接の数日前から人混みと会食を減らす、③当日は体温計で検温してから出発、④移動中のマスクと手指消毒、⑤面接前に大きく体を冷やさない服装、の5つ。服装の工夫は秋冬の面接のコート・マフラーのマナーを、持ち物は面接の持ち物チェックリストを参考にしてください。
インフルエンザの予防接種などは、職場での対応や自身の体質に合わせて、職場の担当者やかかりつけ医に相談のうえで判断しましょう。
まとめ
- 感染が疑われる症状があるなら延期を申し出る。医療機関側もそれを望んでいる
- 連絡は気づいた時点で、まず電話。転職サイト経由ならアドバイザーにも
- 症状は簡潔に、候補日を添えてお願いする
- 延期後の面接では冒頭にお礼を一言
- 冬は前日夜勤を避ける・検温・マスクで面接を守る
面接の基本マナーは面接の服装・持ち物マナーとオンライン面接の注意点、転職サイトの担当者と面談する前の準備はエージェント面談の準備リストもあわせてどうぞ。
