転職サイトのアドバイザー(エージェント)との面談で、「転職回数が多いことは言わない方がいい?」「ほかのサイトでも応募していることは黙っておくべき?」と迷ったことはありませんか。少しでも良く見せたい気持ちは自然ですが、エージェントには正直に話した方が、結果的に良い求人に出会えることがほとんどです。
この記事では、エージェントに正直に伝えるべき理由と、言いにくいことの伝え方、逆に「全部話さなくていいこと」の線引きを解説します。
エージェントに正直に話した方がいい理由
エージェントは、あなたの情報をもとに求人を選び、病院に推薦します。情報が実際と違うと、①合わない求人ばかり紹介される、②推薦文と面接での話が食い違い不信感を持たれる、③内定後に経歴の相違が発覚してトラブルになる——といったリスクがあります。エージェントはあなたの味方なので、マイナス情報も「どう伝えれば不利にならないか」を一緒に考えてくれます。
正直に伝えたいこと・伝え方の例
| 言いにくいこと | 伝え方の例 |
|---|---|
| 転職回数が多い | 「これまで3回転職しています。それぞれの理由を整理してきたので、見せ方を相談させてください」 |
| 短期離職がある | 「前職は半年で退職しました。理由は◯◯で、次は長く働ける職場を選びたいです」 |
| ブランク期間 | 「育児で2年離れていました。復職にあたって不安な手技があります」 |
| 他社での応募状況 | 「ほかのサイト経由で1件、面接予定があります」 |
| 本当の転職理由 | 「人間関係がつらくて辞めたいのが本音です」(面接用の言い換えは一緒に考えてもらう) |
とくに他社での応募状況は、同じ病院に複数のルートから応募してしまう「重複応募」を防ぐためにも必ず伝えましょう。病院側からの印象が悪くなる原因になります。転職回数の見せ方は転職回数が多い看護師の伝え方、本音の転職理由の言い換えは転職理由の伝え方が参考になります。
エージェントに正直に話すことと、面接で全部をそのまま話すことは別です。エージェントには本音を伝え、面接では「前向きな言い方」に整える。この使い分けこそ、エージェントを使う大きなメリットです。
全部話さなくていいこと
一方で、転職と関係のないプライベートな事情(家族の詳しい事情、健康状態の細部など)を何もかも話す必要はありません。ただし、勤務に影響すること——たとえば「子どもの送迎で18時までに退勤したい」「腰痛があるので移乗の多い病棟は避けたい」など——は、条件として伝えておくとミスマッチを防げます。どこまで話すか迷ったら、「この情報がないと、合わない求人を紹介される可能性があるか」を基準に考えましょう。
正直に話したのに対応が悪いときは
正直に事情を話したのに、否定的な態度をとられたり、希望と違う求人ばかり押しつけられたりする場合は、担当者との相性の問題かもしれません。担当者の変更を依頼するか、ほかのサイトに軸足を移しましょう(担当者の変え方)。面談前に話すことを整理しておくと、伝え漏れも防げます(エージェント面談の準備リスト)。
まとめ
- エージェントに隠すと合わない求人・不信感・内定後のトラブルにつながる
- 転職回数・短期離職・ブランクは正直に伝えて見せ方を相談
- 他社での応募状況は重複応募を防ぐため必ず共有
- エージェントには本音、面接では前向きな言い方に整える
- プライベートは勤務に影響する部分だけ条件として伝えればOK
給与など条件面の交渉を任せたい方は給与交渉はエージェントに任せていいを、複数サイトの使い分けは転職サイトの複数登録もあわせてどうぞ。
